石川県 犬のしつけと管理の専門家 plusWan犬のしつけ教室 無駄吠え対策 お散歩で引っ張る問題 トイレのしつけ 吠える問題の改善、インターネットで学ぼう

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こにし塾/かわらばん第3号の発刊です。

飼い主といぬやねこたちとの生活に「ほんの少しのスパイスを」を合い言葉に、飼い主さんやいぬやねこたちに少しのアドバイスやサービスの提供で大きな成果をあげていくことができる、適切な管理と清潔な環境を提供することで健やかな生活を送ることができるという意味を込めている「plusWan」。いぬやねこたちを扱うことについては、常に「動物に係るストレス」を考慮しながら最善の方法を取り入れていく必要があると考えています。そのキーワードは『ポジティブ』。-Tomo.Konishi-

こいぬの飼い方特集!

こいぬの飼い方教室。ぱぴいらーん。

 こいぬとの暮らしを始められたみなさん、ありがとうございます。これからいぬと共に楽しい生活を実践して、どうぞ幸せな日々を過ごしていただきたいと思います。plusWanでは生後6ヶ月までのこいぬを対象にした「ぱぴいらーん」を開いています。今回はこいぬの飼い方教室の内容を説明したいと思います。

1. ぱぴいらーんについて。

 plusWanが行う「ぱぴいらーん」はpuppy learnと書きます。つまり、「こいぬの教育(学び)」という意味です。ぱぴいらーんに参加するには、最低1回の5種以上のワクチン接種が必要であり、月齢は3ヶ月後半から6ヶ月までとしています。また、ぱぴいらーんは「社会化」が大きな目的となるため、特にトレーニングめいたことはプログラムに含まれていません。こいぬは、生まれて約半年間は実に多くのことを学ぶ必要がありますし、そのようにプログラムされています。「ぱぴいらーん」はこの時期に必要な刺激や学習因子を適切に提供できるように組んでいます。

2. 登録と狂犬病予防注射接種の義務について。

 いぬとの暮らしを始められたみなさんには、法律「狂犬病予防法」という法律により、市町村への登録が義務付けられています。また同時に狂犬病予防注射の接種も必要となります。狂犬病は、現在日本では、70年近く発生していない病気であり、必要ないと思われている方もいるかも知れませんが、とんでもないことです。日本以外の国では年間1万5千人近くの人が命を落としている病気なのです。特にアジア地域においては猛威を奮っていると言っても過言ではないでしょう。日本にもいつ入ってくるかわからない病原菌なのです。しっかりと登録をして狂犬病予防注射の接種を済ませるようにしておくことが法律で義務付けられているのです。また、発行された鑑札と予防接種済票はいぬに装着しなければいけないと定められています。タンスにしまっておくものではありません。

3. いぬの成長と学習について

 こいぬの飼い方教室は、主に生後3ヶ月〜6ヶ月までのいぬが参加できる月齢制限型のものが多いと思います。法律「動物の愛護及び管理に関する法律」では、ペットショップやブリーダーからの販売規制が生後49日齢を越えていないと販売できないとされています。生後約2ヶ月弱ということになりますが、みなさんのお手元にこいぬが来たのはいつ頃でしょうか。早くて3ヶ月弱ではないかと思います。この時期は、とても好奇心が旺盛であり、学習に必要なラインを上手につなげていく必要があります。-T.Konishi-

いぬの月齢別、飼い方のポイント。

 いぬは人と同じように、感情表現が豊かであり環境に順応する能力を持ち、学習により考えて行動していく動物です。したがってこいぬの時の生活を侮ってはいけません。しっかりとコミュニケーションを図り、豊かな表現をしていくいぬに育てていく必要が飼い主さんにはあります。

1.生後3ヶ月齢の飼い方のポイント。

・新しい環境に慣れる

・いぬと一緒に遊ぶ機会を多く持つ

・いぬを呼び寄せる練習を何回もする

・首輪や胴輪、リードに慣れさせる

 いぬは、生まれて3ヶ月を迎える頃は、多くの場合新しい環境に慣れなくてはいけない時期。あらゆるものを探索し、確認作業をして安全かそうでないか、日常的か非日常的かなど。また飼い主への依存度も高くなり、多くの場合構ってほしいという欲求が高いものです。いぬと一緒に遊んであげる時間を多く取りましょう。そうすることで、感情表現が豊かになり愛らしいいぬに成長していきます。より一層「いぬの名前」を呼んで反応するように教えましょう。オイデの練習などをすることが望ましいです。また、いぬとの生活に必要な「首輪や胴輪」と「リード」をリビングなどで自由にさせる場合には、積極的に着けるようにしましょう。

2.生後4ヶ月齢の飼い方のポイント。

・いぬは何でも口で確認する

・いぬは喧嘩ごっこが頻繁になる

・喧嘩ごっこは攻撃ではない

・おもちゃを使って一緒に遊ぶ

・いぬの噛む行動を叱って直そうとしない

・いぬを呼び寄せる「呼び戻し」の練習をする

・外にお散歩に短い時間でも行くようにする

・飼い主は「楽しい」と思わせるようにする

 いぬの生後4ヶ月頃は、とても活発に動き回り、周辺を確認するために探索を始めています。好奇心も旺盛な時期になり、あらゆるものを口で確認したり、喧嘩ごっこが激しくなるのです。この喧嘩ごっこには相手が必要です。その相手は飼い主さんとなります。このころの噛む行動は「攻撃」ではなくコミュニケーションとしての「噛む」行動であり、「叱る」必要はありません。ただし、私たちの「手」はこいぬの噛むものに適しているわけではないので、他のものを噛ませるようにします。ただし「一人遊び」はダメであり、必ず相手をしてあげる必要があります。おもちゃが好きであれば、おもちゃを使って、持ってこさせたり、引張っこなどが効果的です。この時あまりに興奮しすぎてウ〜なんて唸り声を出すかもしれませんが、気にしないでも大丈夫。この時の唸り声は「威嚇」ではありません。でも、興奮のさせすぎは注意してください。この時期は、だんだんと「呼んでも来ない」というようなことが起こりますが、しっかりとごほうびを有効に使いながら「楽しい」ことをいぬと共に行うようにしましょう。

3.生後5ヶ月齢の飼い方のポイント。

・いぬは「怖いもの」などへの反応が強くなる

・いぬの性格がはっきりする

・いぬはこの頃から「吠える」ことが多くなる

・この頃の「甘噛み」は絶好調なもの

・いぬとの共同作業を多くつくる

・お散歩などを有効に利用する

 こいぬも生後5ヶ月を過ぎるようになると、自我が芽生え「怖いもの」「危険なもの」への反応が顕著になってきます。いぬの性格がはっきりとしてくる時期なのです。今まで大丈夫だったものが、そうでなくなったり、「いろいろな音」への反応が出てきて「吠える」ようになったりと、今までと違った行動や動作が見受けられるようになります。こいぬの「甘噛み」もピークになっていることでしょう。この時期は多くのストレスを抱える時期でもあるため、より飼い主さんとのコミュニケーションを向上させる必要があります。そのためには「共同作業」を多く取り入れていきます。すなわち「いぬのトレーニング」を始めていく絶好の機会となります。この頃の飼い方のポイントは、「気分転換」「ストレス発散」というようなことを取り入れられる「遊び」をすればよいのです。いぬをお散歩に連れ出す回数を多くすることも有効な気分転換の方法です。

4.生後6ヶ月齢の飼い方のポイント。

・いぬの大きさも成犬に近づき力も強くなる

・いろいろな刺激に反応する

・いぬとの関係性を良くしていく

・飼い主の指示をきくことを教える

 こいぬもこの時期になると、動作も力も強くなり飼い主さんもいろんな場面でいぬに振り回されることが多くなってきます。大きさも成犬時に近くなり、可愛さが少し「おとな」になった感じになります。いぬはもともとは猟犬の流れを持っています。したがって、走るもの、転がるものなど「動くもの」への行動や反応が多くなります。そして多くの人社会における刺激に対しても、様々な反応が出てきます。ここで大事になるのは、「関係性」です。新しい環境にも充分慣れてきたこの時期には、「リーダー」を強く意識してくるようになります。いぬは家族で飼っているので「家族全員」がリーダーとなる必要があります。この場合のリーダーは絶対君主という意味ではなく、「言うことを聞く」対象としてのリーダーです。いぬとの生活の中である種の「けじめ」となるように、いぬに指示を出すようにしましょう。そのためには「オスワリ」や「フセ」というような動作を制御する指示を与えてそれに喜んで従ってくれるいぬづくり、すなわち教育をしてくようにしましょう。

こどもとこいぬ。

 家族の中に小さな子どもがいると、こいぬにとってかっこうの遊び相手となってしまうことがあります。特に小学校3年生以下の子供の場合、こいぬはその子たちを兄弟と思ってしまうようで、子どもに向かって吠えてみたり、噛み付いてみたりとさまざまな行動をとります。こいぬと子どもたちとの関係を良くしていくためには、保護者の方と一緒にこいぬと遊ぶことが大切です。正月などに帰省などで出ていた家族が戻ってきたときなども、いぬは興奮するきっかけとなります。注意が必要です。

こいぬの頃のトイレトレーニング。

 こいぬの頃のトイレのしつけは、結構大変な作業となることを覚悟してください。でも、こいぬなのでトイレの場所を知らなくて当然でもありますから、きっちりと教えることができれば、この後一生を快適に過ごすことができるようになります。

1.こいぬの頃はトイレの回数が頻繁。

 こいぬは成長過程にありますから、排泄の回数が多いのは当たり前です。ですので失敗するのは当たり前です。小さい子どもの場合も同じで排泄の回数が多いので「おむつ」をするのです。こいぬの生活環境を見直しましょう。基本的にしっかりと管理できる飼い方をするようにします。そのためには「ケージ」か「サークル」の利用が良いと思います。そのケージの中に「寝るところ」と「トイレとなるペットシーツ」半々に置きます。寝るところには何か敷物を入れましょう。そして1週間程度観察をして、寝るところでちゃんと寝てくれていれば、トイレシーツの上で排泄をしてくれると思います。これがトイレシーツの上で寝ているようなら、トイレの場所と寝る場所を入れ替えるようにします。そして1週間程度観察します。生後5ヶ月程度まではこんな感じで観察をしながら、トイレシーツの上で排泄をしたのを見かけたら、大いにほめるようにします。この時ごほうびを与えると学習効率がよくなります。

2.トイレトレーニングパターン1。

 人でもいぬでも環境の変化は、学習のきっかけを作ります。こいぬが生活をしているケージとは別に、もうひとつサークルを準備します。このサークル内には、一面ペットシーツを敷きます。寝るところは必要ありません。これを「トイレサークル」と呼びます。いぬという動物は、環境が変わると排泄をしたくなるという習性があります。通常みなさんは、ケージにいるこいぬをケージから出してリビングで自由にさせますね。そして、こいぬはリビングを走り回りながら早い段階で排泄をしてしまうのではないでしょうか。これが環境が変わることで排泄が促されている証拠なのです。そこで、ケージから出してあげると次にリビングではなく、トイレサークルへ移動させます。こいぬをトイレサークルへ移動させたら、それまでいたケージを掃除するなり、別のことをするなりして10分程度放置(無視)をします。この時絶対に無視をしてください。こいぬを構ったり「トイレ、トイレ」などと声をかけてしまうと、こいぬは排泄どころではなく「ここから出せ!」と飼い主さんへアプローチしてきます。ここは10分程度完全無視です。そうするとこいぬは、そのトイレサークルの中の匂いを嗅ぎ回りながら、排泄の機会を伺うようになります。10分程度経過したら、トイレサークルに近づき、状況を見ます。そこで排泄がされていれば、大いにこいぬにわかるようにほめます。この時かならずごほうを与えるようにしてください。ほめ終わってからリビングに出してあげると、しばらくは排泄をしないと思います。もし、10分程度経過しても排泄をしていなければ、一度トイレサークルから出してあげて、リビングで遊ばせますが排泄をする前に、もう一度トイレサークルへ入れてまた10分程度無視をします。この方法を繰り返していきます。この方法は、トイレの失敗がないため、目的を達成していればほめることに徹することができるので、確実にこいぬがトイレの場所を覚えていきます。

3.トイレトレーニングパターン2。

 いぬのトイレのしつけで大事なことは、的確にトイレの場所で排泄をしてくれることです。そのためには、いぬ自身が「いつトイレをしてくれるんだろう」ということです。一般的には、寝ていて起きた時、餌の後、動き回った後などですが、個体差があるので、一度排泄行動リサーチをしてみるといいと思います。この円グラフは、1日を5分割してどこで排泄が多いかを知るための考え方です。この5分割も時間で分けるのではなく、飼い主さんの行動パターンで区切ります。就寝中、起きてから、仕事や学校に行くなど、各家庭で動き方もさまざまですから、アレンジしながら考えていくことができます。リサーチ期間も2週間程度が良いと考えていますが、これは的確にいぬの排泄パターンを知るために必要なことです。

こいぬの頃の家庭での社会化。

 こいぬの頃は、とても好奇心が旺盛です。何にでも興味を示し、確認し欲求を満たすための行動をします。月齢(成長)に合わせて、行動に変化が表れてきますが、毎日接する飼い主さんはその変化には気づきにくいものです。とはいえ、いぬはこれからの生活を、人の社会の中で生きていかなければなりませんから、多くの刺激に溢れている私たちの生活に順応していかなければなりません。その手助けをするのは、飼い主さんです。

1.こいぬがゆっくりと休める場所は大切。

 こいぬが家にやってきた時から「しつけ」は始まります。でも、何から始めればよいのだろうと思いませんか。まず、新しい環境に置かれたこいぬは、大きなストレスを抱えています。このストレスを和らげていくために、ゆっくりと休める場所を作ります。適切な大きさのサークルの中に、ドッグベッド、ペットシーツ、飲水を置きましょう。その中にこいぬを入れてあげて、ゆっくりと休む時間を与えてあげる必要があります。そうすることで、ストレスを和らげこれから始まる新しい生活環境に慣れるための学習の準備ができるのです。

2.リビングにあるものを探索。

 こいぬをリビングで自由にさせると、匂いを嗅ぎながらあちこち移動をします。これは、これはその環境に何があるか探索を始めているのです。飼い主さんが注意しなければならないのは、こいぬは何でも口に入れてしまうことです。あらゆる事故を想定して予防を心がけた「管理」が必要です。こいぬが届くところには、触ってほしくないもの、危険なものは置かないようにすることです。

3.こいぬは動くもの物音に反応する。

 こいぬは動くものやいろいろな音に反応するもので、できるだけ早い段階から、生活環境のさまざまな事柄に慣れさせることが大切です。また、こいぬの頃の学習による吸収力は私たちが思っている以上です。いろいろな学習は関連付けから成り立っていますので、多くの刺激の中から飼い主さんの行動とを結びつけて学習していくため、飼い主さんは気を抜いている暇はありません。

こいぬの頃の甘噛み対処法。

 こいぬの頃は、とにかく噛むものです。社会性が非常に高いいぬは、コミュニケーションを多く取ろうとあの手この手で、私たちに対してアプローチしてきます。そのひとつとしてこの「噛む」という行動はあるのです。そのため、この行動を止めさせようと思ってもなかなか止めないのです。私たちのように言葉を介してコミュニケーションを取ることはないため、どうしてもいぬは、行動を起こしてコミュニケーションを図ってくるものです。また、飼い主さんも「いぬと遊ぶ」という方法を知らない人が実に多いと思います。

1.こいぬとの遊び、規律が必要です。

 こいぬと上手に遊ぶコツは、「規律ある行動」です。規律ある行動とは、「遊ぶ」「止める」をはっきりさせることです。おもちゃを投げて持ってこさせる、引っぱりっこをする、ものを追いかけさせる、などはこいぬが喜ぶ動作を促します。同時に興奮することも教えてしまいます。そこで「いぬのおもちゃ」と「いぬと遊ぶおもちゃ」を分けて管理するようにしましょう。いぬのおもちゃとは、基本的にいぬ自身が遊ぶためのおもちゃであり、飼い主はあまり介入しません。いぬと遊ぶおもちゃは、飼い主が管理していぬと遊ぶときだけ使うもので、遊びが終わったら取り上げて、いぬの届かないところにしまうおもちゃです。こうすることでいぬの好奇心を刺激して、気分転換を図りながら遊ぶことができるのです。

2.こいぬの甘噛みは叱っても直せない。

 いぬは成長する段階でさまざまな関連付けが起こり、学習が進み行動を起こしていきます。この成長段階では非常に遊びが重要な項目となります。私たちも成長していく段階で仲間意識を構築し、コミュニケーション方法を見つけて、信頼できる、もしくはできないということを判断しながら行動が定着してきます。この段階で言葉を使うことによりスムーズなコミュニケーションを図ることができますこの言葉を使いません。いぬはコミュニケーションを図る時に動作を使います。こいぬの時は特に動作の中で、噛むという行動が顕著です。これは、成長期に狩猟本能が芽生え喧嘩ごっこが顕著に現れるためだと言われています。要するに本能による行動なのです。この本能による行動を制限することは非常に難しく、いぬへのストレスも大きくなることから、そのような行動に沿うように私たちが対応していく必要があるのです。狩猟本能の芽生えを意味していますから、狩猟に似た遊びを取り入れて、こいぬと遊ぶことをおすすめします。おもちゃを投げて追いかけさせる、おもちゃを持ってこさせる、持ってきたら引っぱりっこをするというように。ここで問題が起きます。引っぱりっこをしていると、おもちゃではなく手を噛んでくることが非常に多いのです。これを回避するためには、「手を噛んできたら遊びを中断」することです。私たちの手はいぬの歯に適応できないので、この方法を繰り返していきます。即止めてくれることではないですが、この方法はいぬへのストレスを小さくしてくれ、将来的に飼い主との関係構築に大きく役立つのです。

3.こいぬの甘噛みをさせない環境構築。

 こいぬの成長過程では、喧嘩ごっこは生後5ヶ月頃がピークで、その後減少に向かいます。生後5ヶ月頃までは噛む傾向が強く、いぬは「諦めが悪い」ので何度も繰り返してきますが、飼い主さんも負けないように遊ぶことに熱中してください。こいぬに負けない「諦めの悪い」飼い主さんになりましょう。こいぬも四六時中喧嘩ごっこばかりをしているわけではないので、好奇心を刺激して興味を分散させてみることをしてみましょう。生後4ヶ月を超えてくると「共同作業」という枠組みができてきます。一緒に何かをするということですが、こいぬと一緒に何ができるだろうと考えると、首輪をつけてリードをつけて一緒に歩く練習を始めてみるようにします。室内をリードをつけて歩くでもいいですし、実際にお散歩に出てみるのもいいと思います。好奇心が旺盛と言ってもまだまだこいぬですので、十分注意を払ってお散歩に行くようにしてみてはいかがでしょうか。

いぬ犬種によりさまざまな行動特性があります。

 いぬは、多くの犬種が存在します。その種類によってさまざまな行動や性格があります。これは人が意図的に改良を加えたため、強められた性格や行動があるのです。同じ種類でもそれぞれに個性があるのも、社会性が高くなったがゆえの結果だと考えられます。いぬとの生活が始まった際には、しつけやトレーニングでは克服できない行動もあることを理解して受け入れることができる寛容さも必要になります。

4.人は多くの犬種を作り上げた。

 いぬの種類は全世界で800種程度いると言われています。日本で登録されている種類でも200種程度います(JKCの登録数)。いぬはもともと猟犬として私たちと共に暮す道を選んだのです。その種類のほとんどは、猟犬に始まり、牧畜犬、牧羊犬、軍用犬、警備犬、警察犬など人の役に立つ「使役」を目的に作られてきました。18世紀後半から始まった「産業革命」によりいぬの種類は飛躍的に増えたと言われています。娯楽目的に「闘犬」や「レース犬」が作られたのがきっかけで「動物愛護」の機運が高まったこともこの頃だと言われています。現在では人の福祉の分野で活躍する「補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)」や「セラピー犬」災害や警備の分野では「災害救助犬」「麻薬探知犬」などが活躍しています。

5.いぬの特性を活かした飼い方ができるか。

 人社会の中で生きていくいぬは、その特性を出せないままの生活を強いられる環境が多くあります。人のニーズに合わせるかのように「小型化」が進み、「ミニチュア」や「トイ」と名のつく犬種は、もともとは大きな種類だったのです。それが小型化しただけであり、行動や犬種特有の特徴は維持されているのです。したがって、小型であっても猟犬種であれば、それなりに吠える傾向が強かったり、物音に敏感であったり、動くものに反応性が強かったりするのです。犬種それぞれに特徴があるので、生活を共にする際にはこの点に留意する必要があります。

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